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西武内海は「先発の目処が立った」 専門家が注目した巨人時代からの“変わらぬ攻め”

西武の内海哲也投手が、22日のオリックス戦に先発し、6回3安打4失点(自責3)。ジョーンズの2発に泣き、試合は2-5で敗れ、黒星を喫したが、巨人時代にも持ち球として多投していたスライダーは健在だった。現役時代、巨人で活躍し、楽天でヘッドコーチを務めた野球評論家の松本匡史氏は「今後、先発としてやっていける目処が立った試合だった」と、プロ17年目、38歳のベテラン左腕の投球を評価した。

西武・内海哲也【写真:荒川祐史】
西武・内海哲也【写真:荒川祐史】

オリックス戦で6回4失点、松本匡史氏が解説

■オリックス 5-2 西武(22日・京セラドーム)

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 西武の内海哲也投手が、22日のオリックス戦に先発し、6回3安打4失点(自責3)。ジョーンズの2発に泣き、試合は2-5で敗れ、黒星を喫したが、巨人時代にも持ち球として多投していたスライダーは健在だった。現役時代、巨人で活躍し、楽天でヘッドコーチを務めた野球評論家の松本匡史氏は「今後、先発としてやっていける目処が立った試合だった」と、プロ17年目、38歳のベテラン左腕の投球を評価した。

 2018年オフに、西武から巨人にFA移籍した炭谷の人的補償として西武に移籍した内海。昨年は左前腕を負傷し、10月に手術を行うなど、1軍登板はなく、この日は西武移籍後、初の1軍のマウンドとなる708日ぶりの登板となった。

 立ち上がりは快調だった。3回までは無安打投球。速球系のボールとスライダー、チェンジアップで緩急を付け、テンポのいい投球を続けた。だが、4回に先制点を許した。1死から吉田正に中前打を許すと、中川の投ゴロを二塁に悪送球。一、三塁とピンチを広げ、続くジョーンズに外角に甘く入った初球チェンジアップを左翼席へと運ばれた。6回には再びジョーンズに初球の内角へのスライダーを捉えられ、再び左翼席に被弾。それでも、許した安打はその3本だけ。先発として6回92球を投げ切った。4三振を奪い、プロ通算1500奪三振にも到達した。

 黒星こそ喫した内海だったが、松本氏の目には、この日の内海の投球は肯定的に映っていた。「巨人時代と変わっていない。どんどん攻めていく、ボール球の少ない選手。カーブのように大きく曲がるスライダーでうまくカウントを取っていた。今日の投球を見る限り、先発ローテに入れる内容だった」。また、三振については「若い頃は結構三振を取っていたけど、今はゴロを打たせて取る投手。三振の数は気にしなくてもいい。低めのボール球を振ってくれて、その結果が三振になればいい」と話した。

 では、今後、内海が西武でも先発ローテの座を守り、勝ち星を挙げていくためには何が必要なのか。松本氏は、ジョーンズに2打席連続で本塁打を許した初球のボールについて指摘した。

「ジョーンズに2本打たれたが、本塁打を打てる選手に対しての初球の入り方を気をつけなければこういう形になる。ジョーンズは前日にも本塁打を打っていて、調子がいい。そういう打者に対して、初球に甘いボールを投げてはいけないが、打たれた球は2球ともストライクだった。例えば6回の打席ならば、初めから勝負球で入っていかないと難しいと思います」

 この日は助っ人の2発に泣いたが、まだまだ1軍で投げられる姿を見せつけた内海。無駄な1発を防ぐ投球を続けていけば、西武でプロ通算134勝目となる勝ち星をつかむ日も、そう遠くはないはずだ。

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