前田健太の快投に続いたもう1人の“プレミア12戦士” 大学コーチから一転現役復帰

第1回プレミア12で侍ジャパンの一員として活躍した前田健太(右)【写真:Getty Images】
第1回プレミア12で侍ジャパンの一員として活躍した前田健太(右)【写真:Getty Images】

WBSC公式サイト「サムライジャパンのケンタ・マエダがブルワーズ打線を沈黙させた」

 ツインズの前田健太投手の快投は世界野球ソフトボール連盟「WBSC」の公式サイトでも大きく報じられた。WBSCとは140の国と地域が加盟している野球・ソフトボールの国際組織。国際大会を主催、野球の普及・振興活動を行っている。日本が世界に誇るマエケンの好投と、それをリリーフしたもう一人の“プレミア12戦士”の生き様が紹介された。

 前田は18日(日本時間19日)、本拠地ブルワーズ戦に先発し、球団新記録となる8者連続三振を奪うなど、9回途中まで1安打1失点12奪三振と好投。9回先頭に安打を許すまでノーヒットピッチングだった。同サイトでは「サムライジャパンのケンタ・マエダ、MLBでノーヒッターまであとアウト3つ届かず」とのタイトルで報じた。

 前田は2015年に開催された「第1回 WBSC プレミア12」に日本代表として出場。この年、最多勝、沢村賞を獲得してMLB挑戦直前だった当時広島の前田は、予選ラウンドのメキシコ戦と準々決勝のプエルトリコ戦に先発。7回を無失点に抑え、勝ち投手になるなど、計12回を投げ、防御率1.50、14奪三振と好投していた。

 記事では「この日本の右腕は現在、MLBツインズの先発投手である。彼は8イニングに渡ってブルワーズの打線を沈黙させた」と前田の快投を紹介。プレミア12でも活躍した右腕の奮闘を称えていた。

 また、延長10回にツインズの3番手として登板し、1回を3人で抑えたケイレブ・シールバーの経歴にも注目。シールバーは2019年の「第2回 WBSC プレミア12」にアメリカ代表として出場しており、メキシコとの3位決定戦では10回裏に当時阪神のエフレン・ナバーロにサヨナラ打を許していた。

独立リーグも経験し一度は現役引退を決意し、大学コーチのオファーを受けるも…

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