楽天の首位追撃キーマンは日本一知る31歳捕手? 専門家が称えたゲッツー全力疾走

「窮地を脱するキーマンになるのはベテランの力だったりする。その役割を岡島が担うことは十分ある」

 今季、2軍では27試合に出場し、打率.349、2本、14打点と結果を残し、1軍昇格のチャンスを待っていた岡島。この日は6番・ロメロの後の7番を務めたが、岡島が打線に加わったメリットは大きいと野口氏は言う。

「彼のような選手が打線に1人加わると、チームとして安心感が出る。左打者で引っ張れるから、走者一塁の場面から一、三塁へとチャンスをつくれる。チャンスでも打てるし、打順もどこでも任せられる。勝ち上がっていくためには若手の勢いも必要だが、窮地を脱するキーマンになるのはベテランの力だったりする。その役割を彼が担うことは十分ある。今日のように、ロメロが打てなくても、その後ろに岡島がいるというのは相手にとって嫌ですよ」

 岡島は出場機会を増やすため、昨年から登録を外野手から捕手に戻した。この日は外野手での出場となったが、今後は捕手として1軍で出場する機会も出てくるのだろうか。現役時代、捕手としてプレーし、一塁手や外野手としての出場経験もある野口氏は、捕手というポジションの難しさについて、こう指摘する。

「捕手はそんなに甘くないし、捕手1本でも難しい、大変なポジション。もし岡島が1軍で捕手として出場するのであれば、まずは1軍でマスクを被る記憶を蘇らせて、そこからアップグレードしていかないといけない。今年は(嶋が抜けた後の)捕手のポジションは太田、足立、堀内に競わせて、岡島は何かあった時の4番手捕手という役割でいいのではないか。三木監督は(ヘッドコーチだった)ヤクルト時代にも捕手だった藤井亮太を野手としても使っていたし、そういうプランも考えているのかもしれないが、岡島は2軍では一塁もやっていたようだし、どっちつかずにならないよう、野手に専念させるのがいいと思う」

 プロ通算52試合でマスクを被ったこともある岡島。まずは打線の中での仕事ぶりに期待が寄せられるが、複数のポジションをこなせる選手だけに、緊急時に岡島をどう起用するのか、楽天のベンチワークにも注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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