独走態勢の巨人岡本が打率5割、中日勢の活躍も目立つ…セ週間ベストナインは?

中日・大野雄大【写真:荒川祐史】
中日・大野雄大【写真:荒川祐史】

大野雄は5戦連続完投勝利&2戦連続完封、スアレスは3戦無失点

【第12週セ週間ベストナイン】
先発 大野雄大(中日)
救援 スアレス(阪神)
捕手 大城卓三(巨人)
一塁 ビシエド(中日)
二塁 柴田竜拓(DeNA)
三塁 岡本和真(巨人)
遊撃 木浪聖也(阪神)
左翼 佐野恵太(DeNA)
中堅 丸佳浩(巨人)
右翼 アルモンテ(中日)

 第12週のセ・リーグで活躍が光ったのは、やはり勝ち越した巨人勢と中日勢だ。巨人では捕手で大城、三塁で岡本、そして中堅で丸を選出。大城は3試合で先発マスクを被り、打っても13打数6安打、打率.462、6打点をマーク。岡本は打率.500、丸も打率.400と高い打率を記録し、好調のチームを牽引した。

 中日ではビシエドとアルモンテの助っ人勢が活躍。ビシエドは打率.350でリーグ2位の7打点、アルモンテは右翼で3試合、左翼で2試合にスタメン出場して打率.353を記録した。遊撃は阪神の木浪が奮闘。打率.444と高いアベレージを記録し、勝ち越したチームに貢献した。

 2勝3敗1分と負け越したDeNAでは二塁の柴田、左翼の佐野の2人の奮闘が際立った。柴田は打率.412、佐野は.417と共に4割を超える週間打率を叩き出した。DeNAではソトが3発10打点、また阪神のサンズも3発6打点と活躍したが、ソトは.227、サンズは.278と、共に打率が振るわなかった。

 投手では先発で中日の大野雄、救援では阪神の守護神スアレスを選出。大野雄は1日の広島戦で2試合連続の完封勝利をあげた。また5試合連続完投勝利の球団タイ記録となった。スアレスは3試合に登板して無失点に抑え、1勝1セーブ1ホールド。4日の巨人戦では8回途中から回を跨いでセーブをマークした。

(Full-Count編集部)

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