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巨人戸郷は新人王を「意識していた」 沢村賞右腕が語る広島森下との“立場の違い”

巨人は4日、敵地での阪神戦に7-1で勝利し、優勝マジックを17に減らした。先発の2年目右腕・戸郷翔征は、3回途中を4安打4四球1失点(自責1)と奮わなかったが、2番手・大江竜聖の好救援に救われた。これで今季成績は8勝4敗、防御率2.75。新人王争いを繰り広げる広島の森下暢仁(7勝3敗、防御率2.43)に勝ち星は1つリードし、防御率はリードされるままとなった。

巨人・戸郷翔征【写真:荒川祐史】
巨人・戸郷翔征【写真:荒川祐史】

元ヤクルトの川崎憲次郎氏、最多勝を争った経験から金言「結果を恐れずに」

 巨人は4日、敵地での阪神戦に7-1で勝利し、優勝マジックを17に減らした。先発の2年目右腕・戸郷翔征は、3回途中を4安打4四球1失点(自責1)と奮わなかったが、2番手・大江竜聖の好救援に救われた。これで今季成績は8勝4敗、防御率2.75。新人王争いを繰り広げる広島の森下暢仁(7勝3敗、防御率2.43)に勝ち星は1つリードし、防御率はリードされるままとなった。

 立ち上がりから状態が上がらなかった戸郷は、初回から連打で1死二、三塁。サンズを補邪飛とした後、大山悠輔に四球を与え、2死満塁の大ピンチを迎えたが、ボーアを一ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。2回は2死から阪神の先発・秋山拓巳に中前打を許したが無失点。だが、2-0とリードする3回に崩れた。

 先頭の北條史也に左翼へ二塁打を浴びると、糸井嘉男、サンズに連続四球で無死満塁。迎えた大山に押し出し四球で1点を失ったところで、71球を投げて降板した。大量失点の可能性もあったが、ここで大江が好救援。ボーアを空振り三振に仕留めると3者連続凡退とし、戸郷の残した走者を生還させなかった。

「1年間投げ続けてきた疲れが出る頃だし、昨日の森下投手の勝利を意識してしまったんでしょう」と、持ち味が出し切れなかった戸郷について語るのは、元ヤクルトで沢村賞右腕の川崎憲次郎氏だ。1998年に桑田真澄氏(巨人)と最多勝を争い、タイトルを勝ち取った川崎氏は自身の経験を振り返りながら、こう話す。

「シーズンも終盤となれば、新人王争いは間違いなく意識すると思います。前日の森下投手の好投も、どこかで意識していたでしょう。今、勝ち星では8勝の戸郷投手が一歩リードしているので、追う立場の森下投手の方が思いきりやれる。追われる怖さはあると思いますが、結果を恐れずに自分の投球に集中してほしいですね」

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