田中将大、ヤンキースとの7年契約終了で心境「しっかり考えて答えを」一問一答

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ポストシーズンでは無類の勝負強さ発揮できず「なかなか消化しがたいもの」

■レイズ 2-1 ヤンキース(地区シリーズ・日本時間10日・サンディエゴ)

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、レイズとの地区シリーズ第5戦で1-2で惜敗。対戦成績2勝3敗となり、ポストシーズン敗退が決まった。田中将大投手は試合後に報道陣の取材に対応。7年総額1億5500万ドル(約163億7000万円)の契約最終年となる今季を振り返るとともに、ヤンキースへの思いや去就が注目させるオフについて語った。

――今シーズンを振り返って。
「まだ正直シーズンが終わってしまったということをちゃんと実感していないというか、受け入れられていないというか、そういった気持ちが一番ですね。自分だけでなくみんな一緒なので、大変だったのはありますけど、みんな、その中でベストを尽くして戦ったと思います。そういった中で、やはりポストシーズンのパフォーマンスは非常になかなか消化しがたいものだったと思いますし。そこが一番ですかね、今」

――ポストシーズンで勝ちたい思いが強かったのではないか。
「今年コールがヤンキースが入ってきて、彼から学ぶものは計り知れなく大きくて、自分自身にも刺激になりました。そういった部分でもっと自分を向上させていけるような材料、考え方もいろいろ学べました。そういった部分ではすごくイレギュラーで特別なシーズンではありましたけど、そういった部分でも今後の野球人生において、すごく大きな1年だったと思います。彼から受けた影響も含めて」

――収穫の多い1年のように感じた。
「自分の中で最後は結果が出ませんでしたけど。最後に結果が出なくて、出ない中で言うのもあんまりなんですけど、自分の中で手応えをまた感じ始めていたので。またステップを、1つと言わず何段でも上げていけるようなオフシーズンにしたいなと思います」

――開幕前に打球直撃のアクシデントがあった。調整登板を強いられた。
「今自分にできること。今自分に課せられている中でベストを尽くすことを常々意識していた。後悔はないですし、あの時こうしておけば良かったというようなことはないですね」

7年164億円の大型契約が終了「自分でしっかり考えて悔いのない選択をしていければ」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY