NPBが日本Sの全試合DH制を発表「投手の肉体的負担や怪我のリスクを少しでも軽減」
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全試合DH制は1985年以来、35年ぶり2度目
日本野球機構(NPB)は19日、臨時実行委員会を開催し、21日からの「SMBC日本シリーズ2020」において、全試合でDH制を採用することを12球団一致で決定したと発表した。日本シリーズの全試合DH制は1985年以来、35年ぶり2度目となる。
当初は巨人がホームとなる第1戦、第2戦、第6戦、第7戦はDH制なしで行われる予定だったが、2日前に急遽、変更に。新型コロナ禍で行われた異例づくめのシーズンだったこともあり、NPBは「通常のシーズンに比べ、選手の疲労度・肉体的負担も格段に多かった特殊なシーズンであったという状況に鑑み、投手の肉体的負担や怪我・故障のリスクを少しでも軽減することにつながることから、今シーズンのコロナ特例の一つという位置づけで判断しました」と説明した。
(Full-Count編集部)
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