田中将大、ヤ軍GMは再契約を明言せず 地元メディア落胆「タナカは無視されている」

ヤンキースからFAとなっている田中将大【写真:AP】
ヤンキースからFAとなっている田中将大【写真:AP】

ヤンキースの優先事項は首位打者ルメイヒューとの再契約

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが10日(日本時間11日)、地元メディア「YESネットワーク」のインタビューに応じた。FAとなった田中将大投手の去就に注目が集まっているが「私はこの質問に関して、黙秘しなければならない」と名言することはなかった。

 チームは今季首位打者を獲得したDJ・ルメイヒュー内野手の再契約を最優先に考えているようだ。ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」はキャッシュマンGMのインタビュー内容を踏まえ「キャッシュマンはすでに私たちが知っていることを認めた。ヤンキースは間違いなく2020年の首位打者DJ・ルメイヒューと再契約しようと努めている」と指摘。

 一方で田中については「彼は手の内を明かそうとはしなかった。それは、とても多くを物語っているかもしれない」と、再契約について難航していることを漂わせている。キャッシュマンGMはMLB機構や選手会のルールにより口にできないことを言及し「私はこの質問に関して黙秘しなければならない」と名言を避けている。

 田中は愛着あるヤンキースとの再契約が濃厚とされてきたが、他球団が先発ローテとして高く評価しているのも事実。記事内では「噂では、タナカはFA市場が11月1日に開いてからヤンキースから無視されている」とも伝えており、ヤンキースの決断に注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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