ロッテのドラフト1位は育っているか? 3人がタイトル獲得、佐々木朗希ら続けるか

コンスタントにドラフト1位が戦力となっているロッテ
今回は昨季パ・リーグで2位に入ったロッテを見ていこう。ロッテは2008年からの12年間でタイトル獲得者を3人輩出。タイトルには手が届かなくとも、コンスタントに1軍の戦力となる選手を輩出している。
チームにとって不可欠な存在にまで成長したのが2009年の荻野貴司外野手、2013年の石川歩投手、そして2014年の中村奨吾内野手の3人だ。
トヨタ自動車からプロ入りした荻野はルーキーイヤーから1軍で活躍。故障離脱は多いものの、プロ入りから昨季まで11年連続で2桁盗塁をマークするなど、チームの中心としてここまで784試合に出場している。自己最多の125試合に出場した2019年には打率.315をマーク。ベストナインとゴールデン・グラブ賞に輝いた。
東京ガスから即戦力として加入した石川はルーキーイヤーの2014年にいきなり10勝をマークし新人王に。その後もロッテのローテを担い、プロ入りから3年連続で2桁勝利をマークし、2016年には最優秀防御率のタイトルを手にした