FA目玉バウアーはメッツとドジャースの一騎討ち? 「未知の球団が現れなければ…」
MLB公式、獲得交渉でメッツが優位に立っているとの見方
レッズからFAとなり、今オフ移籍市場の目玉となっているトレバー・バウアー投手。憶測も含めた様々な去就報道が出てきた中、ここにきて移籍先の球団が絞られてきたとの見方もある。MLB公式サイトでは、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者のコメントを引用する形で、メッツとドジャースの“一騎討ち”を予想している。
同サイトでは「メッツ、バウアーに短期の契約を提示」との見出しで記事を掲載。獲得交渉でメッツが優位に立っているとの見方を示した。さらに、「メッツのバウアーへのオファーはオプトアウト付の3~4年契約で、年平均3600万ドル(約37億6000万円)には達しないと考えられる」とヘイマン記者のツイートを紹介した。
一方でヘイマン記者は「バウアー獲得競争は、未知の球団が現れなければ(それは常にあり得ることだが)メッツ対ドジャースという形になりそうだ。パドレスも3投手を獲得する前に興味を示していたが、これも3~4年の提示でうまくいかなかった」とも投稿。ドジャース側も短期契約を提示しているとの予想を立てている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた経済状況を考えても、球団側が長期契約を提示するとは考えにくいとも指摘。佳境に入ってきたFA市場で昨季のサイ・ヤング賞右腕はどんな決断をするのか大いに注目を集めている。
(Full-Count編集部)