鷹18年ドラ2杉山「6割くらい」で145キロ計測 打撃投手登板で打者押し込む

打撃投手として登板したソフトバンク・杉山一樹【写真:福谷佑介】
打撃投手として登板したソフトバンク・杉山一樹【写真:福谷佑介】

「テンポよく投げることと、外を丁寧に投げることを意識しました」

 ソフトバンクで期待の右腕である2018年のドラフト2位・杉山一樹投手が宮崎キャンプ第2クール2日目の6日、今キャンプで初の打撃投手に登板した。6割程度の力の入れ具合で最速145キロをマークした。

 未完の大器が打撃投手でポテンシャルの高さを感じさせた。フリー打撃の打撃投手として登板した杉山はまず1軍でも実績のある上林誠知外野手と対戦し、22球を投げて安打性はゼロ。続く2019年ドラフト1位の佐藤には22球を投げて安打性は2本と抑え込んだ。

 登板後には「今日は6割か7割くらいの力の入れ具合。テンポよく投げることと、外を丁寧に投げることを意識しました」と語った杉山。6、7割程度ながら、最速は145キロを計測し、打者を押し込むボールが目立った。「今年は悔しさをバネに1軍で頑張っていきたい」と、これからもアピールを続けていく。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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