イチロー“一番弟子”がレッズとマイナー契約 米報道「メジャー昇格のチャンス十分」
レッズは遊撃手不足、3度の盗塁王ゴードンは二塁、遊撃、外野と幅広く守れる
マリナーズからFAとなったディー・ストレンジ・ゴードン内野手がレッズとマイナー契約を結ぶことで合意したと地元メディア「シンシナティ・コム」など米複数メディアが伝えた。
イチロー氏の弟子として知られるゴードンは昨季33試合に出場し、打率.200、0本塁打、3打点、3盗塁にとどまった。球団は21年年俸1400万ドル(約14億7700万円)のオプションを行使せずFAとなっていた。シンシナティ・コムによると、ゴードン獲得に4、5球団が興味を示していたが、最終的にレッズがマイナー契約で獲得した。チームで昨季4盗塁以上を記録したのは秋山翔吾外野手のみ。15年に首位打者、3度の盗塁王を獲得したスピードスターに、同メディアは「彼のスピードならメジャーロースター入りするチャンスは十分あるはずだ」と期待した。
レッズは遊撃手として昨季33試合出場したフレディ・ガルビスがオフにFAとなってオリオールズへ移籍。カイル・ファーマーがいるが、遊撃手が不足している。ゴードンはドジャース時代に遊撃手としてメジャーデビュー。二塁、中堅、左翼と複数ポジションを守れる32歳について、同メディアは「レッズのロースターの中のユーティリティ選手としての枠を巡り争うことになる」と伝えた。通算1100安打、333盗塁を誇るゴードンが再び輝きを取り戻せるか。
(Full-Count編集部)