元DeNAパットン、日米球の違いを語る 「革の調整の仕方」「日本の方が握りやすい」
粘着物質取り締まりについて「どちらの側の主張も分かる」
メジャーリーグでは投手の滑り止め粘着物質取り締まりが6月下旬にもスタートする。松ヤニ、日焼け止めクリームなども対象となり賛否両論の声が上がっているが、昨季までDeNAでプレーしたレンジャーズのスペンサー・パットン投手は「どちらも長短あるが、日本のボールの方が握りやすかった」と日米のボールの違いを語った。
パットンは16日(日本時間17日)のアストロズ戦前に取材に応じた。米メディアから粘着物質取り締まりについて問われると「私はそういったものを使っていないので全体的なことは言えないが」と前置きしながら、「どちらの側の主張も分かる。最終的にリーグが決断したわけだから、物事がどうなるか見ていくしかない。特にそれについて意見があるわけではないよ。少しはあるけど。使っていないから僕には適用されないし」と、自身の見解を口にした。
日本のボールはメジャー球と比べ滑りにくいとされているが「そう感じていたよ。革の調整の仕方が違うんだと思う。向こうではミズノがボールを作っていた。ミズノとローリングスが作るボールは違う」と指摘。
昨年までDeNAで4年間プレーし、日米の違いを一番理解している右腕は「どちらのボールにも長短あるが、日本のボールのほうが握りやすかった」と日本球の良さを語っていた。
(Full-Count編集部)