旬の23歳女優は高校時代野球部マネ ドキドキの始球式を救った人気俳優の配慮

女優の関水渚さん【写真:荒川祐史】
女優の関水渚さん【写真:荒川祐史】

野球が舞台のドラマに主演する女優・関水渚さんの単独インタビュー

 先月18日に行われたDeNA-広島戦(東京ドーム)で始球式を行い、話題となった女優の関水渚さん。7日スタートのテレビ東京ほか「八月は夜のバッティングセンターで。」(水曜深夜1時10分)にダブル主演の仲村トオルさんが打席に立ち、豪快なスイングでスタンドを沸かせた。このたび、関水さんがFull-Countにドキドキの始球式の感想や裏側について明かしてくれた。

 初めての始球式は本当に緊張しました。その前の日、いや、その週はずっとナーバスというか……。野球指導で撮影現場に来てくださった元阪神の的場寛一さんに教わりながら練習をさせてもらっていたので、「成功させたい!」という気持ちが自分の中で強くて、ドキドキしていたんです。でも、仲村さんが「大丈夫だから頑張れ」と言ってくださって。結局ワンバウンドになってしまったんですけど、緊張しなかったら届いていたんじゃないかなと思います。

 前々日にも、的場さんに練習をしていただいて、私のやりやすい方法を考えてくださいました。手が小さいみたいで、指2本でボールを持つと難しいので、少年野球みたいに指3本で持ったらいいと教えていただきました。でもワンバウンドになってしまって、「あー……」と思ったのですが、仲村さんが「100点満点中だったら、85点くらいだから大丈夫だよ」と言ってくださって。けっこう、高得点でうれしかったです。緊張はしましたけど、仲村さんと一緒に東京ドームに立つことができたのはいい経験でしたし、本当に楽しかったです!

 スタンドのお客さんの存在には、緊張しすぎてあんまり景色を覚えていないんです……。捕手の方が座っているところを見ていたら、叩きつけてしまう可能性があるので、絶対に上を見ていなきゃだめだって、そればかりを考えていました。マウンドから見ると、バッターボックスにいる仲村さんのことを見て投げたらデッドボールになっちゃう。どこを見ようか迷ったのですが、(バックネット裏の)「Jera セ・リーグ」の看板が目に入ったので、それだけを見て投げました。投げ終わった後に、皆さんがワーッと言ってくださったので、そこで「こんなにたくさん人がいたんだ!」と初めて気付きました。

始球式の映像を見返すと…「なんで大きく外れちゃったんだろう」

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