大谷翔平は「ベーブ・ルースと明らかに違う」 番記者が触れた9勝&46発の価値
フレッチャー記者は野球殿堂博物館を訪問「ルースについて学ぶのは良いこと」
エンゼルスの大谷翔平投手は今季9勝&46本塁打とリーグMVPの最有力候補に挙がる大活躍を見せた。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番、ジェフ・フレッチャー記者は今季終了後にニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂博物館を訪問。二刀流・大谷が今季見せた歴史的な偉業を振り返る貴重な時間となったようだ。
――野球殿堂博物館を訪問した感想は。
「素晴らしかった。球界の歴史を通じて生まれた展示物を見るのは本当に楽しかった。野球が誕生した時代から、今年起きた出来事まで見ることができます。ショウヘイ・オオタニに関する物もたくさん見ました。私が最初に見た展示ケースの中には、オオタニに関する品が2つありました。非常にクールなことでしたね」
――大谷はベーブ・ルースのような選手と比較されている。
「ベーブ・ルースについて、もう少し色々学ぶ良い機会になりました。ルースの話はオオタニとの比較を含め、みんな何度も聞いたことはあります。(訪問中は)ルースのセクションに多くの時間を割きました。彼ら(ルースと大谷)には明らかに違いがあります。人々は彼らのことをまとめて一緒に話したがると思うんです。ですが、ルースは途中で投球をストップしたいと思ったようですが、オオタニは常に両方こなしたい気持ちがあります。そういう面で私は違うと思いますし、ルースの時より今の方が投打両方やるのは難しいと思います」
――大谷が将来殿堂入りする日は来るか。
「まだまだ先の話ですね。その場所にたどり着くまでの道のりは長いです。もし今年の活躍をあと7回(7年)程できれば、仲間入りするでしょうね」