年俸45億円でも「ローリスク」 現役最強右腕シャーザーが“史上最高契約”の可能性

年平均ではヤンキース・コールの41億円が最高額「今オフに変わる可能性がある」
ドジャースからFAとなったマックス・シャーザー投手の“お値段”は? 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」は、球界史上初となる年俸4000万ドル(約45億円)に到達する可能性を指摘している。
37歳のシャーザーは今季ナショナルズ、ドジャースで15勝(4敗)、防御率2.46をマーク。同メディアは4度目のサイ・ヤング賞を獲得する可能性を指摘。通算190勝を挙げている右腕について、「年平均4000万ドル(約45億円)の契約を手にした選手は球界史上ゼロだ。その状況は今オフに変わる可能性がある。シャーザーが市場に出れば、彼はFA史上(年平均4000万ドルの契約を手にする選手として)最も説得力のあるケースの一つになるからだ」と指摘した。
年平均ではヤンキース・コールの3600万ドル(約41億円)が史上最高額となっている。ブリーチャー・リポートは来年7月に38歳となる右腕が3年以上の長期契約を結ぶことは難しいとしながらも、「今すぐ勝者になることを目指し、なおかつ第一線レベルの投手を必要としている球団にとってみれば、2年8000万ドル(約90億円)の契約は長い目で見ればローリスクの投資。タイトルへの道が開ける可能性があることを意味する」と指摘した。トラウト、大谷翔平らを抱え、投手陣再建を目指すエンゼルスにとってはピッタリと言えるが、果たして……。
(Full-Count編集部)
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