大切なのは「後ろ足」 秋山翔吾が小学生に伝えた、バットを強く振るためのポイント

レッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】
レッズ・秋山翔吾【写真:Getty Images】

つま先立ちになるまで後ろ足を回してふらつかない

 シーズン216安打の日本プロ野球記録を持つレッズの秋山翔吾外野手が、少年野球の子どもたちにスイングのポイントを指導した。まだバットをうまく扱えない小学生でも大切になるのが下半身。特に「後ろ足」を意識してバットを振るようにアドバイスした。

 2015年に日本プロ野球のシーズン安打記録を更新する216安打を放つなど、西武時代に最多安打4回、首位打者にも1回輝いた秋山。メジャー移籍前の2019年には3年連続で本塁打20本以上を達成するなど、長打力も兼ね備えている。

 その秋山が、小学6年生を対象にした野球教室で打撃のポイントに挙げたのが「下半身」だった。実際にバットを振りながらスイングを解説し「まず、自分が強くバットを振れるところを探すように」と子どもたちに伝えた。まだ体が小さくてバットをうまく扱えずに上から振る場合も、下から振る場合も、大事なのは「後ろ足」と強調した。

「後ろ足」は、秋山と同じ左打者なら「左足」になる。スイングする時は、左足がつま先立ちになるまでしっかりと回す。その際、フラフラとバランスを崩さないように心がける。秋山は「人は腕よりも足の方が力はある。ボールは腕を使って打つが、ボールを押し込むのは下半身。お尻や膝に力が入っているというイメージを持ってバットを振るようにしてほしい」とアドバイスした。

(間淳 / Jun Aida)

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