シンプルな練習で守備が上達 パGG賞二塁手が明かすゴロ捕球で重要な5つのポイント

ロッテ・中村奨吾【写真:荒川祐史】
ロッテ・中村奨吾【写真:荒川祐史】

壁に当てたボール捕球の繰り返しで送球にも好影響が

 守備の基本であるゴロ捕球。冬休み期間中にもっと上達したいと考えている野球少年少女も多いのではないだろうか。昨季ゴールデングラブ賞を受賞したロッテ・中村奨吾内野手は、2020年9月に「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルで公開された動画内で「シンプルな守備練習、効率を上げるポイント」を紹介している。

「【野球教室】中村奨吾選手が教える『シンプルな守備練習、効率を上げるポイント』」のタイトルで公開された動画内で、中村奨は壁に当てて返ってきたボールの捕球を繰り返している。この時のポイントとして「腰を落としてヘソの正面で」「足を使う」「ボールが上がりきる前にタイミングを合わせて」「ボールを投げるときは壁に対して左肩を開かない」「左右にボールを振って逆シングルの捕球」を指摘し、「一つ一つの動作を意識して足を止めずに練習しよう」とアドバイスを送っている。

 中村奨は2021年、二塁手として全143試合に先発出場。その守備力が評価され、3年ぶり2度目のゴールデングラブ賞を受賞した。一連の練習は、壁がなくても家族や友人にボールを投げてもらえば可能なシンプルなもの。ボールを使用できる公園や空き地で試してみてはいかがだろうか。

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