侍J・栗山監督、立大の最速151キロ右腕・荘司を絶賛「本当楽しみ」 東京六大学を視察

東京六大学野球を視察した侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】
東京六大学野球を視察した侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】

慶大1回戦に先発し7回無失点と好投した立大・荘司康誠

 野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が23日、神宮球場で行われた東京六大学野球春季リーグ戦を視察した。第1試合の立大-慶大戦後に取材に応じ、先発して7回2安打無失点の好投を見せた立大の151キロ右腕・荘司康誠(こうせい)投手(4年)を「本当楽しみだよね」と絶賛した。

 188センチの長身右腕は、今秋のドラフト候補。この日は最速151キロを計測し、慶大打線を2安打に抑え込んだ。3月にも一度、荘司の投球を見ていたという栗山監督は「2か月でこんなに成長するんだなと。今日見ていると安定感が増したし、自分の思ったことができ出したなという感じ」と、右腕の成長に驚いたという。

 また、新型コロナウイルスの影響で中止となった3月の台湾戦のメンバーに選ばれていた立大・山田健太内野手(4年)は、この日「4番・二塁」で出場し、5打数3安打の活躍。「やっぱり思った通りのバッター。能力があるのは間違いない。さらに半年成長して高みを目指してほしい」と、期待をこめた。

(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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