交流戦で浮上のきっかけを作る球団は? 評論家が注目、セが苦戦する盤石の投手陣
「セ、パでは心身のタフさが違うと言われてきた」
交流戦では例年、パ・リーグがセ・リーグを圧倒する姿が見られる。実際に過去16年間で、実にパ・リーグが14度勝ち越している。DH制の有無、ドラフトで好選手がパ・リーグに入団しているのも理由だが、新井氏は“移動距離”も一つの要因と見ている。
本拠地が首都圏に集中するセ・リーグに比べ、最長で福岡、札幌間の約1400キロを移動するパ・リーグ。シーズンを通しての移動距離があまりに違い、試合以外の疲労度の違いも度々、指摘されている。
「セ、パでは心身のタフさが違うと言われてきた。そういった部分にも注目して交流戦を見るのもいいのではないでしょうか」と新井氏。交流戦をきっかけに、今年も一気に抜け出すチームは現れるのか。注目だ。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)