オリックスに“救世主”現る? 中嶋監督が明かした助っ人右腕「変身」の理由

オリ中嶋監督は今後に期待「段々アジャストしてきた」

 5回1死まで無安打1四球。大和にチーム初安打の中前打を許したのを皮切りに、3連打で1点を失ったが、なおも続いた1死二、三塁のピンチは代打・宮本を154キロで空振り三振に。続く佐野も低めの153キロでファウルを打たせた後、内角高めの151キロで空振り三振に切って取った。

 本人も「今日はテンポ良く、打たせて取ることを目標にマウンドに上がっていた。それを5回途中までしっかりと出来ていたと思う」と納得の表情。「チームに勝ちが付くチャンスを与えるピッチングができて良かったよ」とうなずいた。

「いろんなことができるはずの投手で、段々アジャストしてきた。キャンプもやっていないので急仕上げだったが、やっと実を結びつつある」と指揮官はさらなる期待を寄せる。2019年にブルージェイズで5勝を挙げた実績を持つ28歳右腕は、コロナ禍による入国制限で来日が3月11日にずれ込み調整に苦労したが、ようやく本領発揮の兆し。伸びしろもまだまだありそうだ。

 スライダー、ツーシーム、ナックルカーブ、スプリットなど変化球も多彩。現在Bクラスのリーグ4位に低迷している昨季覇者にとって“起爆剤”となる可能性を秘めている。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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