大谷翔平が7回もマウンドに行こうとした理由 監督代行「同僚を守ろうとした」
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3回に左足に打球を受けながら大谷は6回を投げ、ハーゲットに後を託した
■エンゼルス 5ー1 アスレチックス(日本時間10日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地で行われたアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で出場し、メジャー初の10勝目を挙げた。6回91球を投げて4安打5奪三振3四球無失点。3回に強烈ピッチャー返しが左足を直撃も6回まで投げ切り、7回のマウンドにも上がろうとした。フィル・ネビン監督代行によると、2番手投手のために時間稼ぎをするためだったという。
7回に自ら25号ソロを放ち、リードを5点に広げたエンゼルス。6回までに91球を投げていた大谷はその裏もマウンドに上がろうとし、結局ジミー・ハーゲット投手と交代した。ネビン監督代行によると、大谷から「足が少し痛くなってきた」と申し出があり「大事を取って交代させた」という。
ではなぜ、マウンドに行こうとしたのか。「ジミー(ハーゲット)がもっとウォームアップの時間を必要としていると思ったからだ。彼はチームメートを守ろうとしたんだ」と明かした。監督代行はまた「彼は素晴らしいチームメートでもある」とも語り、大谷の同僚を思いやる気持ちに感心していた。
(Full-Count編集部)
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