大谷翔平、WBC守護神へGOサイン「短期決戦」「先発にこだわりない」 帰国一問一答
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「仕事とトレーニングがない日はゆっくりしたい」
――調整は例年通りか。WBCで早めるか。
「さっき言った通りです。中継ぎ、クローザー、球数が例年通りであれば早める必要はないですし、先発でいけ、いってほしいと言われれば、60球、70球投げなきゃいけないので、その分のベースアップというか、早めの段階で仕上げないといけないかなと思います」
――中継ぎとクローザーの経験は少ないが。
「そうですね。短期決戦なので、先発がどうのとか、そういうところにこだわりはないかなとは思います」
――クローザーも視野に入れている。
「さすがに先発で使うと言われてて、最後のポストシーズンでそうなるのとは訳が違うので。時期的なものも含めて、ある程度、想定通りのことでなければ、難しいかなともちろん思いますけど。はい」
――阪神・藤浪とは今も連絡は。
「いや、もう何年も取ってないですね」
――藤浪が活躍できるポイントは。
「僕はピッチャーとしては1年目はそこまで投げられなかったので、1年目は分からない」
――来年からシフトが禁止になる。シフトで流したりとかしてたか、準備は変わるか。
「完全になくなるというわけではないので、どちらにも2人以上はいないとけないというだけのことで。最後の方、試している球団も数多くありましたし、そればっかりは守備の方も、バッティングの方もやってみないと分からないというか、どの球団も初めてのことなので。特に守備のデータというのは、1年くらいは試しながらやらないと、それでもぎりぎりシフトを敷いた方が効率的なのかどうかとかっていうのは、データが集まらないと、どの球団も難しいんじゃないかなと思います」
――打撃を変える準備は。
「どうですかね。多少は引っ張った打球がもちろん抜けやすいとは思いますし、どちらかというと、右の方がシフトを敷いていても、守りが浅い分抜ける打球がデータ上多かったりするので。特に左バッターにはいいルールというか、バランスが整ってくるのかなと思います」
――日本で食べたいものは。
「これっていうのはないですかね。多少去年とかよりは行きやすいと思うので、去年とかほぼ出ていないですけど、そうですね。機会があれば食べたいなと思います」
――日本でやりたいことは。
「やりたいこと。仕事とトレーニングがない日はゆっくりしたい。シーズン終わって向こうでもなるべく詰めて終わらせてきたので、あまりゆっくりできていないですし、ゆっくりできる日はゆっくりしたいなと思います」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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