大砲コンビが“共倒れ”、際立った途中加入の右腕…明暗くっきり、ロッテの助っ人診断

ロッテのロベルト・オスナ(左)とタイロン・ゲレーロ【写真:荒川祐史】
ロッテのロベルト・オスナ(左)とタイロン・ゲレーロ【写真:荒川祐史】

ゲレーロは163キロをマーク、元セーブ王のオスナは防御率0.91

【投手】
〇エンニー・ロメロ
20試合8勝9敗、防御率3.36

〇タイロン・ゲレーロ
49試合3勝3敗24ホールド、3セーブ 防御率3.52

〇ロベルト・オスナ
29試合4勝1敗9ホールド、10セーブ 防御率0.91

 ロメロは4月までの4登板で2勝0敗、防御率0.34と抜群のスタートを切った。5月29日の阪神戦から7月6日の日本ハム戦まで5連勝を飾る活躍も見せたが、終盤に失速。8月9日のソフトバンク戦から4連敗で幕を閉じた。

 身長203センチの巨漢、ゲレーロは160キロ超の剛球を武器に勝利の方程式の一角を担った。最速は7月9日オリックス戦で投じた163キロだったが、紅林のヘルメットに当たり危険球による退場処分を受けた。

 オスナはアストロズ時代の2019年に38セーブでタイトルを獲得するなどメジャー通算155セーブをマークした“本物”。6月9日に加入が発表され、6月24日にNPBデビュー直後はセットアッパー、8月中旬以降は抑えを任された。8月11日から9月23日にかけて14試合連続無失点を記録するなど、無双ぶりは際立った。

(Full-Count編集部)

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