ドラフト上位勝ち取った2人の「ポニー戦士」 ロッテ1位の右腕は大学侍で“バレ斬り”

ヤクルトから2位指名を受けた京都外大西・西村瑠伊斗【写真:山口真司】
ヤクルトから2位指名を受けた京都外大西・西村瑠伊斗【写真:山口真司】

西村は高校通算54発、最速147キロもプロでは野手専念

 もうひとり、ヤクルトが2位で指名した西村も将来が期待されるスラッガーだ。最速147キロ、高校通算54本塁打と投打ともに評価が高かったが、プロでは野手に専念する。

 西村は京都ポニー出身。2019年にはコルト(U-16、中学3年の部)で日本代表に選ばれ、世界大会にも出場した。京都外大西ではソフトバンク・王貞治球団会長の現役時代の打撃映像を見て研究し、脱力打法で打力を磨いた。

 近年では、西武・今井達也投手(栃木ポニー、16年1位)やオリックス・宮城大弥投手(宜野湾ポニーズ、19年1位)など、ポニーリーグから上位指名を受けプロでも活躍する選手も増えている。上位指名という大きな期待を受け、プロの舞台に足を踏み入れる2人の元ポニーリーガーにも注目だ。

(First-Pitch編集部)

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