5か月経っても見られない最終回の映像…東海大相模の庄司裕太&求航太郎が見据える“未来”
求航太郎は大学でも二刀流に意欲「両方求められる選手に」
2年春の選抜大会で日本一を経験し、投打二刀流で注目を集めた求は、夏休みのほとんどを父の実家がある奄美大島で過ごした。「海がきれいなところで、小さい頃、夏休みになると毎日、海で遊んでいました。今も奄美に帰ると癒されます。料理にハマっていて、カレーやフレンチトーストとかを自分で作っていました」。
グラブも持っていき、幼馴染の野球仲間とキャッチボールをした。大島高校からソフトバンクに入団した大野稼頭央投手も、小学生のときからよく知る友達だ。ドラフト指名を受けたときは「おめでとう!」とLINEを送った。「すっごい良い子です。謙虚で純粋で、本当に良い子。プロでも頑張ってほしいです」。
求もプロ志望届を提出すれば、指名の可能性はあったが、迷った末に東海大進学を選んだ。「やっぱり、夏の結果が大きかったです。自分が思ったような活躍ができなかったので。特に横浜との決勝は、自分の悪いところがすべて出た試合。打ちたい、アウトにしたいという気持ちが先走りました」。
(大利実 / Minoru Ohtoshi)
○著者プロフィール
大利実(おおとし・みのる)1977年生まれ、神奈川県出身。大学卒業後、スポーツライターの事務所を経て、フリーライターに。中学・高校野球を中心にしたアマチュア野球の取材が主。著書に『高校野球継投論』(竹書房)、企画・構成に『コントロールの極意』(吉見一起著/竹書房)、『導く力-自走する集団作り-』(高松商・長尾健司著/竹書房)など。近著に『高校野球激戦区 神奈川から頂点狙う監督たち』(カンゼン)がある。
