6年間でプロ0勝も「自信あります」 人的補償で再出発…日本ハム田中正義を変える“思考”

入団会見で笑顔を見せる日本ハム・田中正義【写真:町田利衣】
入団会見で笑顔を見せる日本ハム・田中正義【写真:町田利衣】

人的補償は「最初は複雑」も「やることは変わらないので」

 期待され続けた剛腕が、北の大地で再スタートを切る。ソフトバンクにFA移籍した近藤健介外野手の人的補償として日本ハムに加入したのが、2016年のドラフトで5球団競合した田中正義投手。15日に千葉県鎌ケ谷市内で行われた入団会見では「今年は自信があります」と言い切った。

「最初はやはり複雑な気持ちはあったんですけど……」と移籍を告げられたときの率直な思いを明かした田中正義。しかし「やることは変わらないので」と会見では清々しい表情を見せてた。

 度重なる故障に泣き、いまだプロ0勝。自身のボールには手応えがあっても、それを披露するところまでたどり着かなかった。「(苦しんだ理由は)間違いなく怪我。1軍で継続してというのができなかったので、それができるように」と自身でも目指すところは明確だ。

 今オフは「凄く順調にきている」という。怪我をしないために――。体づくりなどはもちろんだが、何を重視しすればいいのだろうか。その問いに、田中正義は笑みを浮かべ「1番はしっかり野球を楽しんでやるというのが僕にとって重要なのかなと思っているので、今年はそれを意識したいです」と言った。

 周囲からの期待を背負って飛び込んだプロの世界だが、1年目は1軍登板なく、6年間でわずか34試合登板。地道なリハビリ期間を長く過ごし、野球が“楽しくない”時期もきっと少なくなかっただろう。そんな田中正義が、環境の変化とともに野球を楽しんだとき、大きく花開くことを期待せずにはいられない。

「個人的には先発をやらせていただきたいと思っています」

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