鷹が15歳の“外国人選手”を獲得する理由 GM語った世界戦略「積極的に来てもらう」
「4年目、5年目で活躍してもらうのがパターンかな」
選手の“マンネリ化”を招けば、成長もそこで止まる。成長できるだけの施設、そして現状に満足せずに常に競争を求められる環境を用意することも球団の使命だ。「若い選手にきてもらう中で、日本の野球をしてもらうのは少しずつ根付いてきている」。国籍も年齢も関係なく、刺激を与え合う。外国人選手の「育成」という面においても、ホークスは球界の先頭を走っている。
「日本で言う高卒相当まではしっかり見ながらも、4年目、5年目で活躍してもらうというのが基本的なパターンかなと。成長して支配下で1軍で活躍できる可能性はあると思っています」
オスーナ自身が持ち味を「長打を打てること。あとは守備にも自信を持っています」とアピールすれば、三笠GMも「日本人でいうと、秋山幸二さんみたいな。トリプルスリーを達成するような選手になってもらいたい」と紹介した。球団が掲げている「目指せ!世界一」を象徴するような獲得。世界一も10連覇も、ホークスは本気で見据えている。
(竹村岳 / Gaku Takemura)