大谷翔平に繋いだ2番打者、インパクト残した165キロ右腕… WBCで際立ったパの日本代表

侍ジャパンの一員として活躍したソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】
侍ジャパンの一員として活躍したソフトバンク・近藤健介【写真:荒川祐史】

源田は骨折を押して出場、全試合2番の近藤は出塁率.500を記録した

 宮城大弥投手(オリックス)はチェコ戦の3番手で登板し、そこから5イニングを1人で投げきった。最初のイニングに1失点したが、6回以降は1人の走者も許さない投球を展開。9回には3者連続三振を奪った。今大会の日本代表でセーブを記録したのは、決勝の大谷翔平投手(エンゼルス)と、チェコ戦の宮城の2例だけとなっている。

 松井裕樹投手(楽天)は登板機会が1試合にとどまるなど本領を発揮しきれなかったが、それでも韓国戦では1イニングを3者凡退に抑える投球を披露。栗林良吏投手(広島)の故障で追加招集された山崎颯一郎投手(オリックス)は登板機会がなかったものの、シーズン開幕後に今回の貴重な経験を生かしてほしいところだ。

 野手は6人。源田壮亮内野手(西武)は遊撃のレギュラーとして活躍していたが、韓国戦で右手小指を骨折。それでも準々決勝のイタリア戦ではスタメン復帰し、1安打1四球と奮闘した。準決勝と決勝でも粘って四球をもぎ取るなどチームプレーに徹し、守備では故障の影響を感じさせないプレーを連発。文字通りの内野の要として、優勝の立役者の一人となった。

 昨季の本塁打&打点の2冠王、山川穂高内野手(西武)は一塁のポジションを争った岡本和真内野手(巨人)が好調だったこともあり、先発出場は1試合。そのチェコ戦では1安打1犠飛を記録。代打で出場した準決勝のメキシコ戦では1点差に追い上げる犠飛を放ち、ここぞの場面での起用に応えて逆転勝利への足がかりを作った。

 近藤健介外野手(ソフトバンク)は全試合に2番打者で先発出場し、打率.346、出塁率.500、OPS1.115を記録。守備でも鈴木誠也外野手(カブス)の出場辞退に伴い、ライトで奮闘した。韓国戦では5回に豪快な本塁打を放つなど、持ち前の打撃技術と優れた選球眼を活かし、打線に欠かせないキーマンとして存在感を示した。

甲斐は3試合でスタメンマスク、牧原&周東は貴重な働き

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