ヌートバーが感謝する侍の“気遣い” リーダーの行動に驚愕…すぐ溶け込めた理由

侍ジャパンの一員として活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
侍ジャパンの一員として活躍したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷翔平とのプレーは“驚異”「こんなの見たことない」

 もう一人驚かされた存在が、大谷翔平投手(エンゼルス)だ。記事は「カージナルスでノーラン・アレナドやポール・ゴールドシュミットのようなスーパースターと一緒にプレーしているヌートバーにとっても、オオタニと一緒にプレーすることには“驚異”を感じた」としている。

 室内練習場で一緒に打っただけで「『うわー、こんなの見たことない』って感じだったよ」というのだ。

 日本の世界一は、何とも象徴的に決まった。米国との決勝戦では大谷が9回にリリーフし、エンゼルスでともにプレーするマイク・トラウト外野手を三振に斬って取った。スライダーを振らせた最後の場面にヌートバーは「あの動きはとんでもなかった」「もちろん速球が速いのは明らかなんだけど、あのスライダーの動きがとんでもなかったよ」と驚きの言葉を並べる。「彼は本当に他の人とは違うんだ」。

 20日間に及ぶ侍ジャパンでの同行を終えた時、大谷はヌートバーに高級腕時計を贈った。記事はそのプレゼントに込められた“条件”を紹介している。

「2026年に開催されるWBCに日本代表として出場しない場合、ヌートバーはそれを返さなければならない」

 ヌートバーは「時計は彼(大谷)の元には戻らないよ。僕がプレーしたいと思うチームは他にないから」「もしまた誘われたら、絶対に日本代表でプレーしたい」と、3年後の2026年に予定される次回のWBCでも、日本代表でプレーするという決意を固めているという。

(Full-Count編集部)

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