7試合観戦も大谷翔平は全て欠場… 100万円以上費やした日本人ファンの切実な“願い”
右脇腹を負傷した5日から7試合観戦している米谷さん
■エンゼルス 2ー1 ガーディアンズ(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルス・大谷翔平投手は10日(日本時間11日)の本拠地・ガーディアンズ戦で7試合連続の欠場となった。球場には大谷を見に来たファンがたくさん。東京から訪れた米谷由加さんは、大谷が負傷した4日(同5日)から7試合連続で観戦。「出られないのは残念」と肩を落とした。
自作のスコアボードには「HR45」「HR46」と両面に書かれている。「2本打って(2021年に)並んだときのために作ったんですけど……。無理はしないでほしいですけど、代走とかで出ることがないかなって期待しています」と苦笑いだ。
東京在住の米谷さんは日本時代から大谷のファン。メジャー移籍後は、2022年に初めて現地で生観戦した。「その時に『絶対来年も行こう』って思いました」と今年の観戦も決意したという。
5月に9試合観戦し、今回も10試合以上観戦予定。前回の渡米時はチームは好調で大谷自身もリアル二刀流で活躍していた。「早くから見に来ると決めていたのでまさかこんなことになるとは……」と肩を落とす。席も「なるべく近くで大谷さんを見たい」と、三塁側ダグアウトのすぐ後ろの内野席を選んだ。総額100万円以上を費やしたという。
米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者が、大谷は10日(同11日)までのホームゲームで今季のプレーを終了し、手術を行う可能性があると報じた。直近は大谷の復帰や“最後の試合”についての話題で持ちきりだが、米谷さんは「彼は(シーズン)最後までプレーすると思う」と再びグラウンドで躍動する姿を願った。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)