エンゼルス移籍で暗転…防御率6.96で“失う大金” 屈指の好投手が低迷「株が下落した」
ジオリトはエンゼルス移籍を機に低迷、12先発で2勝9敗、防御率6.96だった
今夏のトレード期限でホワイトソックスからエンゼルスに移籍したルーカス・ジオリト投手は、今オフにFAを迎える。2019年に球宴に選出され、2020年にはノーヒットノーランも達成した好投手だが、移籍を機に思うような投球ができなくなり、防御率は6点台に低迷。自身の価値を大きく落としてしまった。
ホワイトソックスでは今季21試合に先発し、6勝6敗、防御率3.79の成績を残したが、7月27日(日本時間28日)にエンゼルスにトレード移籍すると暗転。6先発で1勝5敗、防御率6.89と役割を果たせず、8月31日(同9月1日)にガーディアンズへ移籍した。しかし、6先発で1勝4敗、防御率7.04と復調できなかった。結局、2球団で計12先発して2勝9敗、防御率6.96だった。
MLB公式サイトは、今オフにFAになる選手を紹介。ジオリトについて「2019年から2021年までア・リーグトップクラスの先発投手だったが、過去2シーズン防御率4.89に終わり株が下落した。そのうち、2023年最後の11先発は防御率は7.14だった」と評した。ファンからも「本当に酷い」「彼は自身の実力を証明しないといけないような単年契約を結ぶと思う」といった声があがっている。
(Full-Count編集部)