ついに始まる争奪戦…大谷翔平を狙う10球団 “史上最高の才能”を「無視できない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ESPN」が大谷の新たな所属先候補10球団をあげた

 MLB公式サイトは2日(日本時間3日)、このオフにフリーエージェント(FA)となった選手一覧を公開。初めてFAとなるエンゼルス大谷翔平投手らの名前が掲載された。米スポーツ局「ESPN」は早速「ショウへイ・オオタニシーズンだ!」として特集。候補として10球団をあげている。

 記事は「11月6日(同7日)に野球史上最も才能がある選手が市場に出てFA争奪戦の引き金が引かれる」と解説。「彼の次の行き先はおそらく以下の10チームに絞られるということには、ほとんどが同意している」としてレッドソックス、カブス、レンジャーズなど10球団をあげた。

 レッドソックスについては「オオタニの周囲の人々は、彼が長くボストンに興味をそそられていると言う」と伝える。カブスに関しては「優勝争いができそうな時期に入っていき、ぜいたく税も恐れていない」と論評した。

 初の世界一になったレンジャーズについては「一部では有力候補と見なされている」と説明。多くの有力投手の契約が今後2年で切れることをあげて大谷とデグロムは「2025年にローテーションに入る準備ができているだろう」と述べている。

 マリナーズは「日本人が多い街、伝説的なイチロー・スズキがいただけに、かなり理にかなっている」とする。そして名門ヤンキースについても「深くかかわるかどうかは別として、こういうタイプの選手に関しては無視するわけにはいかない」と予測している。

 ドジャース、メッツ、ジャイアンツなど、これまで名前があがっていた球団だけではなく、多くのチームが手を上げて大争奪戦になると予想する。FAになって5日間はエンゼルスだけが交渉可能で、6日の東部時間午後5時(同7日午前7時)に全球団との交渉が解禁される。大谷獲得を巡り、どんな動きが展開されるだろうか。

【有力候補10球団】意外な名前も…大谷翔平を狙っているとされるチーム一覧

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY