米挑戦表明のDeNA今永、バウアーに感謝 「マインドもスキルも身近で見られた」
バウアーの姿が成長のキッカケに「身近でトッププレーヤーが練習」
DeNAの今永昇太投手が13日、横浜スタジアム内で会見を開き、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すことを表明した。夢の実現へ同僚たちからも背中を押されたことを明かし、今季ともにプレーしたトレバー・バウアー投手にも感謝した。
メジャー挑戦を掲げていた今永にとって、バウアーと過ごした今シーズンは学びの連続だった。元サイ・ヤング賞の実績を誇る右腕には積極的に質問も重ね、成長につなげた。「身近でトッププレーヤーの方が練習していたというのは、色々なアドバイスもいただきましたし、マインドもスキルも身近で見られたので自分のキャリアとしてはものすごくいい1年間をバウアーとともに過ごさせてもらったかなと思います」とうなずいた。
また挑戦にあたっては、「伊藤光さんだったり宮崎さん、戸柱さん、佐野、そういった選手に話を聞きました」。チームメートたちからも温かい言葉をもらったとそうで「みなさん口を揃えて言ってくれたのは、誰しもがそこに立てるわけではないので、権利が少しでもあるのなら挑戦しないよりは、した後に何かが見えるのではという言葉をいただきました」と明かした。
(町田利衣 / Rie Machida)