昨季はたった4回…貴重な大谷翔平の打撃練習 敵軍ナインも無我夢中、与えた衝撃
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ドジャース移籍後初の屋外フリー打撃…140m弾連発
ドジャース・大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、ドジャース移籍後初の屋外フリー打撃を行った。屋外フリー打撃を行うのは昨年9月4日(同5日)以来161日ぶり。推定140メートルの特大弾を連発するなど、21スイング中10本の柵越えを放った。
大谷はシーズン中は、屋外での打撃練習はほぼ行わない。昨季はわずか4回だった。最初に行ったのは4月18日(同19日)の敵地ヤンキース戦。その後、5月には本拠地でのレッドソックス戦、7月には今季から本拠地となったドジャースタジアムでも行った。9月4日(同5日)には、右わき腹を痛め、以降は出場せずにシーズンを終えた。
そのため、ダグアウトに大谷が打撃手袋を持って出たという話が広まるだけで、記者は一斉にバタバタとグラウンドへ。一斉にカメラを構える。それは選手も同じで、5月にはレッドソックスのナインが用具を置いて打撃練習を凝視していた。
チームメートも大谷の打撃練習を見られることは“ご褒美”だった。エンゼルスのミッキー・モニアック外野手はかつて「彼に続いて打撃練習するのは辛かった。自分が少し弱く見えたよ」と苦笑いしていた。
WBCで帰国した際は、バンテリンドームの5階席へ連発するなど、衝撃的な打撃練習を披露していた。スプリングトレーニングでは、右肘手術後ということもあり「90ちょっとぐらいの力加減」と本人は話していたが、軽々と特大弾を連発。シーズンでもアーチショーで新天地を熱狂の渦に巻き込みそうだ。
(Full-Count編集部)
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