ハム新庄監督「勝った気せんね、なんか」 1分半で会見切り上げ「よくないね」
清宮、田宮が悪送球「ここ最近ずーっとそういうミスが続いていて」
■日本ハム 5ー2 西武(30日・ベルーナドーム)
日本ハムは30日、ベルーナドームで行われた西武戦に5-2で勝利した。カード初戦をものにして貯金は政権最多タイの13となったが、新庄剛志監督に笑顔はなし。試合後は「勝った気せんね、なんか」と厳しい表情で、会見時間はわずか1分半だった。
初回に清宮が一塁前のゴロを二塁へ悪送球。6日には田宮が犠打の処理で一塁へ悪送球して2失点につながった。「ここ最近ずーっと、そういうミスが続いていて。はあ……。ね、よく勝てていますよ。もう大事な試合になってきてああいうミスが多いとね。もう1回気合をいれてもらわないと」と指摘した。
清宮はミスを取り返すべく、3回には10号3ランを放ったが、指揮官にはミスの方が重く響いた。「よくないね、今日の試合は。それくらいかな。あれだけミスしたら(流れを)持ってこられないでしょう。以上」と自ら切り上げ、足早に球場を後にした。
(町田利衣 / Rie Machida)