1位が現ドラ、2位がトレードも…“現役率”は驚異の100% DeNAの18年組が「すごい」

2018年のドラフトでDeNAに指名された上茶谷大河(左)と伊藤裕季也【写真:小林靖、徳原隆元】
2018年のドラフトでDeNAに指名された上茶谷大河(左)と伊藤裕季也【写真:小林靖、徳原隆元】

2018年ドラフト1位でDeNA入団の上茶谷は現ドラでソフトバンクへ

 第3回現役ドラフトが9日に行われ、DeNAの上茶谷大河投手がソフトバンクへ移籍することが決まった。2018年ドラフト1位で入団した28歳右腕だが、育成を含めて同年ドラフトでDeNAに入団した全7選手が現在も現役でプレーしていることに「マジですごい」などと注目の声があがっている。

 東洋大から1位で入団した上茶谷は1年目から24試合に先発し7勝6敗、防御率3.96と先発ローテの1人として活躍。2023年には救援として45試合(1先発)に登板し、防御率2.11でチームに貢献。今季は試合中の負傷で離脱し18試合の登板に終わっていた。

 立正大から2位入団の伊藤裕季也内野手は出場機会に恵まれないなか、2022年のシーズン途中に森原康平投手とのトレードで楽天へ。2023年は87試合、今季も44試合の出場で打率.261、2本塁打、10打点。ベンチには欠かせない選手となっている。

 3位の大貫晋一投手は新日鉄住金鹿島から入団。今季は15試合に先発して6勝7敗と黒星先行も、防御率2.85と安定した成績でチームに貢献。ポストシーズンでも先発した。日大鶴ケ丘高から投手として4位で入団した勝又温史外野手は2022年から野手に転向し育成契約となったが、昨年から再び支配下に復帰した。

 青藍泰斗高から5位入団の益子京右捕手、BCリーグ新潟から6位で入団した知野直人内野手は1軍定着を目指したいところ。育成1位で滋賀学園高から入団した宮城滝太投手は2022年7月に支配下登録選手になり今季は1試合に登板した。

 2018年ドラフト入団の7選手は今季で6年目を終えたが、全選手がいまだに現役でプレー。SNS上には「パ・リーグ見る理由増えた」「地味にすごい」「必死にくらいつている」「1、2位だけ去った」といった声があがっていた。

(Full-Count編集部)

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