現役MLB戦士3人の“影”で…退団5人&現ドラ2人、昨季未勝利2人 2015年ドラ1の明暗
![レッドソックス・吉田正尚、カブス・今永昇太、中日時代の小笠原慎之介【写真:ロイター、町田利衣】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/11122637/20250211_yoshida_imanaga_ogasawara_reu_mr.jpg)
2015年ドラ1の今永、吉田、小笠原は今季MLBでプレー
カブスの今永昇太投手が9日(日本時間10日)にメジャー30球団最速でキャンプインし、開幕に向けて調整のピッチが上がってきた。今年は2015年のドラフト同期入団の小笠原慎之介投手が、中日からポスティングシステムを利用してナショナルズに入団。同年のドラフト1位ではオリックス→レッドソックスの吉田正尚外野手を含めて3人がメジャーリーグを舞台に戦う。
一方で残りの同年1位指名選手は明暗が分かれる形となっている。ソフトバンク、日本ハム、中日の3球団競合となってソフトバンクが交渉権を獲得した高橋純平投手は2019年に45試合に投げて頭角を現したが、その後は怪我に苦しみ2023年に引退。西武・多和田真三郎投手は3年目に16勝を挙げたが、病気などの影響で2021年限りで退団した。
阪神・高山俊外野手は1年目に球宴出場するなど年間通して活躍し新人王。しかし2年目以降は成績を落として2023年オフに戦力外通告を受け、2024年はイースタン・リーグに新規参入したオイシックスでプレーした。巨人・桜井俊貴投手は2019年に8勝を挙げて以降は成績が伸び悩み2022年に引退。1年間、巨人のスカウトを務め、昨年から社会人のミキハウスで現役復帰している。
2年目に12勝を挙げた広島・岡田明丈投手は3年目以降は振るわず2023年に戦力外通告を受けた。昨年は育成選手としてプレーし、オフに再び戦力外となり退団。今季は社会人の明治安田で現役続行することとなり、5人がNPB12球団から離れている。
日本ハム・上原健太投手、ヤクルト・原樹理投手はともに昨年0勝。楽天・オコエ瑠偉外野手は2022年オフの現役ドラフトで巨人へ。ロッテ・平沢大河内野手は2024年オフの現役ドラフトで西武に移籍した。
(Full-Count編集部)
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