大谷翔平の取材風景で見えた“1080億円”の理由 朗希とは一変…球団スタッフ登場のワケ

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷の囲み取材が行われる直前…報道陣の前でスタッフがゴソゴソ

 ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、アリゾナ州グレンデールで行われたスプリングトレーニングで、フリー打撃を行うなど汗を流した。練習後には取材に応じたが、その直前には大谷のために球団スタッフがとある作業を行っていた。

 取材を受ける選手の背後には、写真や映像を撮影した際に映りこむように球団名やスポンサーのロゴが書かれたボードやスクリーンが設置される。大谷の前に行われていた佐々木朗希投手の取材時には球団、グッデンハイム、TOYOTIRESの3つが描かれたものだったが、大谷の取材前には新たにANA、DAISOのロゴが加わったものにわざわざ変更された。

 大谷は2023年12月にドジャースと10年7億ドル(約1080億円)で契約。チームにも多くのスポンサー契約をもたらし、経済効果は計り知れない。米調査会社「スポンサーユナイテッド」によると、2024年にドジャースは日本企業12社と契約し、スポンサー収入を7000万ドル(約110億円)増加させたという。

 個人でも多くの企業とスポンサー契約を結び、新たなCMも続々と公開されている。広告塔としても大活躍を見せる大谷。その背後に、1080億円契約の理由が見えた。

【実際の写真】大谷の取材前に…スポンサーボードを取り替えるスタッフたち

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