大谷翔平から三振奪う→感じた“異変” チェコ投手が絶賛した日本の威圧感「震えだした」
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チェコ代表が振り返る大谷翔平から奪った三振
DeNAに“復帰”したトレバー・バウアー投手が15日(日本時間16日)、自身のYouTubeチャンネルを更新し、チェコに訪れたことを公開している。2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチェコ代表としてマウンドに上がったオンジェイ・サトリア投手をインタビューしている。
バウアーが「オオタニから三振を奪ったんだよね? その話を聞かせてくれる?」と尋ねると、サトリアは「三振を奪えたのは私の球がものすごく遅いからだよ! 速球は79マイル(約127.1キロ)くらいしかないからね!」と笑った。
サトリアは侍ジャパン打線について「強打者が揃う日本打線を相手に準備するのはタフだった。ムラカミ、もちろんオオタニ。そして、コンドウ」と好打者の名前をピックアップした。
さらに、開催球場が東京ドームだったこともあり「敵は(日本の)ファンだった。声援がね。4万人くらい居た。本当にタフだった。ヌートバーが先頭打者だったけど、彼らが応援を始めたとき膝が少し震えだしたんだ。本当にタフだったよ」と振り返った。
サトリアは「日本を離れる前、何人かの(日本人)ファンに驚いた。私はアマチュア選手なのに、写真やサインをお願いするファンがいた。とても嬉しかった」と満足そうな表情で振り返った。
“インタビュアー”のバウアーは「WBCに出場した時は、仕事を休んだ? 職場は許してくれた?」と質問。サトリアは「イエス。私はスクピナ・チェコ(国営電力会社)で働いているんだけど、彼らはここのスポンサーなんだ。だから、野球ができるよう多めに休みを与えてくれたよ」と回答した。
バウアーは「ほとんどの選手が仕事を掛け持ちしていると思うけど、野球活動をする時は休暇を申請しないといけない?」と問いかけると、サトリアは「ああ。全員だよ。とてもクレイジーでしょ! 私たちは本当に野球のことを愛しているんだ。野球のために、家族との時間を犠牲にしているからね。だから、私たちは成功を収めることができたんだと思う」と熱弁した。
(Full-Count編集部)