佐々木朗希、初ライブBPで“1安打”投球＆最速153キロ　大谷＆由伸らも注目…同僚ら圧倒

打者延べ9人に対して安打性の打球は1本

　ドジャース・佐々木朗投手は19日（日本時間20日）、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に初登板した。ミゲル・ロハス内野手、トミー・エドマン外野手ら主力選手と対戦。打者延べ9人に対して27球を投げ、安打性の打球は1本、ストライクは16球だった。最速は95マイル（約152.8キロ）だった。

　見事な投球だった。ボートを見逃し三振、通算169HRのロサリオを二ゴロに仕留めた。エドマンに中安を許したが、ボートを遊ゴロに打ち取り、ロサリオに2球を投げたところでインターバルとなった。

　その後ロハスは左飛、エドマンに四球を出したが、ロサリオからこの日2つ目の空振り三振、ボートを右飛に抑えたところで終了。時折、唸り声を上げながら気合十分のピッチングで、安打性の打球は1本に封じた。登板後はデーブ・ロバーツ監督と握手を交わし、笑顔で降板した。

　大谷翔平、山本由伸両投手らが登場。この日、ライブBPの予定がない選手たちも打撃ケージ後方で続々視察し、23歳の逸材の“デビュー”を見守った。