キャベッジは「ひょっとして神」 衝撃の2HR…漂う“神助っ人”の予感「大当たり」

2試合で打率.444、2本塁打、6打点
■巨人 12ー0 ヤクルト(29日・東京ドーム)
開幕2試合で圧倒的な存在感を示している。巨人のトレイ・キャベッジ外野手が29日、東京ドームで行われたヤクルト戦で2試合連発となる3ランをマーク。強烈な“破裂音”を残しての特大弾。「どえらい神助っ人になりそう」とファンも騒然としている。
本拠地に爆音がこだました。7-0と大量リードした3回、2死二、三塁で第3打席が回ると、フルカウントから金久保優斗投手のフォークを完璧に捉えた。打った瞬間にキャベッジは確信。バットを放り投げ、喜びを表現した。
オープン戦では44打席で打率.214、0本塁打、3打点、14三振と苦戦したが、シーズンが開幕すると“覚醒”。「2番・右翼」で出場した開幕戦は初回の第1打席で右翼フェンス直撃の二塁打を放って初安打を記録すると、5回2死の第3打席でも左中間へ二塁打、さらに5点を追う8回に右翼スタンドへ2ランを放ち、その後のサヨナラ勝ちにつなげた。
2試合ながらも打率.444、2本塁打、6打点の猛打でチームを牽引し続ける。ファンからも「大当たり」「化け物で草」「もしかしてとんでもねえバケモン連れてきた?」「ひょっとして神」「巨人羨ましい」と早くも信頼を勝ち取った他、快音残した2号に「凄い打球音やな……」「音がやばい」「爆竹みたいな音したぞ」「NPBで聞こえていい打球音ではないな」と“破裂音”に注目する声もあった。
エンゼルス時代は大谷翔平投手(現ドジャース)ともチームメートで、昨年は傘下3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成した大器。メジャーではその実力を発揮できなかったが、NPB移籍で実力発揮なるか。
(Full-Count編集部)


