鷹、37年ぶりの開幕3連敗 本拠地では初の屈辱…上沢が7回途中3失点の粘投も報われず

海野の防具に投球が挟まり…珍事で決勝点を献上
■ロッテ 7ー4 ソフトバンク(30日・みずほPayPayドーム)
ソフトバンクは30日、みずほPayPayドームで行われたロッテ戦で4-7で逆転負けを喫した。開幕3連敗は1988年の南海時代以来、37年ぶり。本拠地に限れば1リーグ制時代を含めて球団史上初の屈辱だった。
打線は3回に正木智也外野手が先制の1号2ラン。3回にも正木の犠飛、牧原大成内野手の適時打で4-0とリードを広げた。先発した上沢直之投手は6回まで安打はソトのソロ1本のみ、1失点に抑える快投だった。
流れが変わったのは7回。上沢が2死一、三塁のピンチを作って降板すると、続くダーウィンゾン・ヘルナンデス投手がポランコ、岡に適時打を浴び同点に。さらに8回には3番手・杉山一樹投手が登板。2死三塁で投球が捕手の防具に入るというアクシデントで三塁走者が生還し、痛恨の勝ち越しを許した。さらに9回にも尾形崇斗投手が2失点を許した。
28日の開幕戦では先発の有原航平投手が7失点で敗れると、29日は延長戦の末、惜敗した。昨季のパ・リーグ王者が、開幕から躓いた。
(Full-Count編集部)

