ド軍マンシー、“魚雷バット”やめて意地の同点打 3の0から復活…塁上で安堵の表情

適時打を放ったドジャースのマックス・マンシー【写真:Getty Images】
適時打を放ったドジャースのマックス・マンシー【写真:Getty Images】

開幕8連勝なら1958年のLA移転後の最長記録更新

【MLB】ドジャース ー ブレーブス(日本時間3日・ロサンゼルス)

 ドジャースのマックス・マンシー内野手は2日(日本時間3日)、本拠地で行われたブレーブス戦に「7番・三塁」で出場。“魚雷バット”で3打数ノーヒットに終わったが、3-5で迎えた8回に従来通りのバットに戻すと、同点の二塁打。本拠地は大熱狂した。

 オールスター選出2回、シーズン35本塁打以上を4度記録した大砲のマンシーは、今季は東京での開幕シリーズ第2戦に初安打を放ったものの、その後の4試合でわずか1安打。試合前の時点で打率.095、0本塁打のスロースタートとなった。

 この日の試合前は球界で話題を呼んでいる「トルピード(魚雷)バット」で打撃練習に臨んだ。試合でも普段と異なるバットで打席を迎えた。だが、“特殊バット”を使っても快音は聞かれず。第1打席は二ゴロ、1死一、二塁で迎えた第2打席は右飛、3-5で迎えた6回の第3打席は三振に終わり、打率は.083まで下降した。

 8回に2死二、三塁の場面で第4打席を迎えると、マンシーはこれまで使っていたシルバーの従来型バットを握っていた。カウント1-2からの5球目、高めに浮いたチェンジアップを強振。打球は右中間を抜ける同点二塁打となり、マンシーも安堵の表情を浮かべていた。

 ドジャースはこの試合に勝てば1958年のロサンゼルス移転後では最長となる開幕8連勝。序盤はマンシーが守備で2失策をするなどもあって、ブレイク・スネル投手が自責点0ながら5失点を喫した。その後も走塁ミスなどで好機を逸したが、終盤8回に振り出しに戻した。

【実際の映像】大谷翔平も拍手→祝福 魚雷バットから元に戻し同点打…マンシーが見せた実力

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