佐々木朗希は「時間がかかる」 ロバーツ監督が明かした育成プラン…次回登板は13日

指揮官が前日の投球内容を振り返った
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は6日(日本時間7日)、敵地で行われるフィリーズ戦の試合前に報道陣に取材対応。前日5日(日本時間6日)に好投した佐々木朗希投手について「大きな一歩だった」と評価した。
佐々木は4回0/3で68球を投げ、3安打1失点で降板。メジャー3度目の登板で初勝利は持ち越しとなったが、自身の最長イニングを投げて2四球と、過去2回の登板と比べて制球力に改善を見せた。
試合前のロバーツ監督に対し記者団からは、フィリーズのトレイ・ターナー内野手が佐々木との対戦を「楽しかった」と語ったことに質問が飛んだ。ロバーツ監督は「トレイ(ターナー)のような選手が(佐々木の)将来は明るいと言えば、自信に繋がるだろう。でも成功体験も自信に繋がる。昨日はロウキにとって大きな一歩だった」と語り、投球内容に成長があったことに言及。次回は12日(同13日)の登板予定だとし、「更にいい投球をしてくれることを願っている」と期待を寄せた。
自信を固めるために、どれくらいの試合数が必要なのかという問には「選手によって異なると思う。まだ時間はかかると思う。長い時間がかかる」と回答。「ベテラン投手でさえ自信を失う時があるからだ。自然なこと。(佐々木には)登板ごとに成長してくれることを望んでいるよ」と語った。
佐々木は3月19日に東京ドームで行われたカブス戦でメジャー初登板し、3回1失点だったが、56球で5四球を与えた。3月29日(同30日)の本拠地でのタイガース戦でも制球に苦しみ、2回途中3安打2失点で降板。4四球を与えるなど、61球を要していた。ここまで3試合の登板で勝敗なしの防御率4.15となっている。
(Full-Count編集部)
