6年前は辞退も「楽しかった」 ベッツ語ったホワイトハウス訪問「みんなで制覇した表れ」

ドナルド・トランプ大統領に挨拶するドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】
ドナルド・トランプ大統領に挨拶するドジャースのムーキー・ベッツ【写真:Getty Images】

「仲間と一緒である限り、この功績を祝えたのはよかった」

 大谷翔平投手らドジャースナインは7日(日本時間8日)、ホワイトハウスを表敬訪問し、ドナルド・トランプ大統領と対面した。レッドソックス時代の2018年には訪問を辞退したムーキー・ベッツ内野手も参加。「楽しかった」などと振り返った。

 ベッツは2018年にレッドソックスでワールドシリーズを制覇し、ア・リーグMVPに輝いた。しかし翌年にホワイトハウスのトランプ大統領を訪問することはなかった。2021年のバイデン大統領時代には訪問している。

 前回との違いを聞かれると「ほとんど同じだった」と回答。「仲間と一緒である限り、場所がどこであれ、この功績を祝わないといけない。なので、よかった」と話した。

 優勝リングの贈呈式やホワイトハウス訪問など、いまも数々の祝賀イベントが続く。それでもベッツは「2024年は昨年で終わったこと。だからそれを引きずることはできない。だから今僕たちがしていることはすべてが2025年をベースにしている。そういう考え方でいる。だが間違いなく、僕たちが作り上げたものを思い出す機会だ。それは祝うべきものだし、僕らはそれを祝った」ときっぱり。

 さらに「こうしたもの(祝賀イベント)は、僕らが引退したら語ることができるものだと思う。これから何年もしてお互いに電話をして、会って、こういうことの話ができる。これは僕らが作った、そして作っている思い出。もっとこういう思い出を作れるといいね。こういう瞬間には絶対にいなくちゃいけないし、それがどこであれ楽しまなくちゃいけない」と先を見据えた。

 歩み寄ってきたトランプ大統領とは握手も交わした。「気が利いていたね。そうするとは思っていた。彼(大統領)は僕らの多くを認識しているようだった。これは2024年のワールドシリーズを制覇したのは1人の人間だけではなく、みんなで制覇したことの表れだと思う」とベッツは誇らしげだった。

(Full-Count編集部)

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