ド軍に流行する大谷翔平のCMポーズ 同僚まさかの“本音”「よく分からない」

ドジャースナイン、顔の前で2本の指をスライドさせるポーズ
ドジャースナインは新パフォーマンスを勢いでやっているようだ。MLB公式サイトは8日(日本時間9日)、ドジャース内でおなじみとなった顔の前で2本の指をスライドさせるポーズに言及。「オオタニのコマーシャルがどのようにドジャースの最新のセレブレーションをインスパイアしたか」とのタイトルで、ナインの声を紹介している。
ドジャース番記者のソニア・チェン記者は「先週、ドジャースの試合を見ていたなら、チーム内で大流行している新しいセレブレーションに気づいたのではないか。ホームランやヒットの後、ドジャースの選手たちは顔の前で2本の指で何かをつまんでいるようにして、それを目の高さに沿って横に動かす。まるで敬礼に近いような動作だ」と新ポーズを説明。そして「すぐに、ソーシャルメディアのユーザーたちはそのジェスチャーの起源に気づいた」と続けた。
マックス・マンシー内野手の「それに関する良いコマーシャルがあるんだ」とのコメントを引用し、大谷が出演する大手化粧メーカーの株式会社コーセーの「コスメデコルテ」の美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」のCMに由来していることに言及。CM内での大谷の動作を真似していると説明している。
ただし、なぜそのジェスチャーが新しいポーズに選ばれたのかを、すべてのドジャースナインが正確に知っていたわけではなかったという。テオスカー・ヘルナンデス外野手は4日(同5日)からのフィリーズとのシリーズの最中に「正直に言うと、なぜこれをやっているのか、僕はよく分かってないんだ」と吐露。「ショウヘイがきっかけだと言われているけど、僕はよく知らない。なぜこれをやっているのか、僕は調べなかったんだ。ただ楽しもうとしているだけ。みんなが良い気分になれるようにね」と明かしている。
記事では3日(同4日)のブレーブス戦で大谷がサヨナラ本塁打を放った際、三塁を回ってホームベース付近に集まって出迎えようと構えるチームメートに向かってポーズしたのがきっかけだと説明。「それは彼のCMにインスパイアされたものだ。文字通りオオタニから始まった。彼がボブルヘッドナイトで、ブレーブスにサヨナラ勝ちした時に始まった」と強調している。
その一方で「ほとんどの選手は数回繰り返すうちに、(デコルテポーズについて)正しい結論を導いた。ヘルナンデスのように、セレブレーショとコマーシャルを並べて(初めて)その繋がりを完全に理解した選手もいた」と一部の選手は何のCMからきているのかすぐには分からなかったとしている。
(Full-Count編集部)
