“ボール球”がストライク→監督ブチギレ退場 指立て猛抗議「外れている」「2度目だ!」

審判に抗議するオリオールズのブランドン・ハイド監督【写真:Getty Images】
審判に抗議するオリオールズのブランドン・ハイド監督【写真:Getty Images】

4番打者が際どいボールで2度三振に

【MLB】Bジェイズ 7ー6 オリオールズ(日本時間14日・ボルティモア)

 オリオールズのブランドン・ハイド監督は13日(日本時間14日)に行われたブルージェイズ戦で、ストライク判定に抗議して退場となった。同じ打者が2度、際どい判定で三振になり、球審に詰め寄って激しく言葉を吐いた。

 オリオールズは初回、4番のジョーダン・ウエストバーグ内野手が内角の高速シンカーで見逃し三振に。データサイト「ベールボール・サーバント」の配球チャートではボールゾーンに表示された1球だった。

 そして、“騒動”が起こったのは3回の第2打席だった。1死一塁、カウント3-2から投じられた低めのシンカーがストライク判定で三振となった。前の打席と同様のボールで、ハイド監督はお怒りの様子。ベンチから飛び出そうとするとすかさず退場を告げられ、指揮官はヒートアップした。

「2度目だぞ!」と指を2本立てて猛抗議も、判定は変わらず、ハイド監督は今季初、通算18度目の退場となった。試合後には「ウエストバーグは最初の2打席で、ゾーンを外れているボール球で三振となった」と不満を口にした。

 打者のウエストバーグは試合後、「僕は少なくとも故意に審判を軽蔑することは絶対にしないよ。もどかしいね。これも試合の一部。彼は(判定で)ベストを尽くそうとしていただけなのはわかる。だけどこれは残念なことだ」と冷静に報道陣に対応した。

【実際の動画】外れてる? ストライク判定に激怒…退場となったシーン「2回目だぞ!」

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