ロッテに現れた「ネクストモンスター」 続くパーフェクト…19歳にX騒然「末恐ろしい」

ロッテ2年目・木村優人は今季1軍デビュー…3登板で6回をパーフェクトの無双
3月28日に開幕した2025年のプロ野球。西武のドラフト2位・渡部聖弥外野手がリーグトップの打率.429(現在は故障で登録抹消中)を記録するなど、新戦力の台頭も目立つ。その1人がロッテの2年目19歳右腕・木村優人投手だ。計6イニングを投げ、まだ1人も走者を出さない無双投球を続けている。
木村は霞ケ浦高(茨城)出身。甲子園出場経験はないが、3年時にU-18日本代表に選出され、W杯優勝に貢献した。2023年ドラフト3位でロッテに入団。1年目の昨季は2軍で11試合に登板して0勝2敗、防御率2.37だった。
2年目の今季は開幕1軍切符を掴み、3月30日のソフトバンク戦(みずほPayPayドーム)に2番手でプロ初登板。1回を無失点で初勝利を挙げた。以降も4月4日の楽天戦(ZOZOマリン)で3回無失点、11日のソフトバンク戦(同)で2回を無失点に抑えた。
特筆すべきは計6イニングで、1人も走者を許していないこと。6回18人に対して4奪三振で「0」を重ねている。プロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、直球の平均球速は150.3キロを計測している。
将来性あふれる右腕の躍動にファンも歓喜。SNSには「凄い」「魅力的だ」「19歳なんて末恐ろしい」「めちゃくちゃ良いな」「本当に逸材」「体も大きくなって成長著しい」「ネクストモンスター」「神に見える」とコメントが寄せられている。184センチ、92キロの大器。今後の投球に注目が集まる。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

