ロバーツ監督が気になった大谷翔平の左手 盗塁時の動作に“注文”「付かないほうがいい」

ロバーツ監督、大谷のスライディングに「左手をつかない方がいい」
【MLB】ドジャース 6ー2 ロッキーズ(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数無安打で打率を.280とした。3回には二盗を決め、メジャー通算150盗塁を記録。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「理想としては彼が左手をつかない方がいい」とスライディングを心配した。
昨年ワールドシリーズで盗塁を試みた際、大谷は左肩を脱臼。スライディング時に左手を地面につくことが原因だっただけに、指揮官は「彼は怪我があったので、左手をつくときは(以前より)今でもソフトにつくのだと思う。だが、理想としては彼が左手をつかない方がいい」と願った。
この日も二盗に成功した際には左手をついてスライディングをしていた。指揮官は「彼は分かっていて慎重だと思う。だから、グラウンドを押すように強くは(左手を)つかない」と、大谷の工夫を明かした。
大谷の盗塁数はメジャー1年目の2018年から10、12、7、26、11、20と推移。指名打者に専念したドジャース1年目の昨年は一気に数を増やし、メジャー2位の59盗塁をマークした。4日(同5日)の敵地・フィリーズ戦で二盗に失敗。昨年7月23日(同24日)のジャイアンツ戦からのレギュラーシーズンでの連続成功は「38」で止まっていたが、その後も順調に数字を重ねている。
(Full-Count編集部)
